“Gözüm, göz olsun gözüne” Şafak Tortu
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” We don't see the world as it is, We see the world as we are. ”
Anaïs Nin
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「私たちは世界をそのあるがままに見てはいない。私たちはそれを「私たちのあるように」見ている。」とアナイス・ニンは言った。
ほんとうにそうだろうか?
ほんとうにわたしたちは、世界を「私たち自身」の目で、「私たちのあるがままに」見ているだろうか?
寧ろこういった方が良くはないか。
” ...We see it as they are. ” と。
わたしたちは世界を、物事を、「彼らの目」で見てはいないか?
彼の、彼女の、彼らの・・・いづれにしても己の目ではない第三者の眼差しで。
自分自身の目は閉じたままで・・・
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「わたしは自分の才能を爆弾に使ったのだ。わたしには本質的な批評精神があり、批評眼がある。「わたしには確かな嫌悪感がある」とジュール・ルナールが言っていたあれね。
目にするものすべてにうんざりさせられた」
ーココ・シャネル
「ガブリエル・(ココ・)シャネルこそは、自分の生涯のすべてを「嫌いなモノ」を最優先にして選んだ「嫌悪の女王」である。
「わたしは誰が何と言おうとこれが嫌いなの」という嫌いにおける鋭い批評眼こそがシャネルの唯一の思想であったに違いない
ー加島茂ー
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