2018年5月22日

自己紹介代わり、一問一答



「年齢は?」 54歳

「職業は?」 23歳の時に大学を卒業して、その時に入った出版社を一カ月で馘になり、その後35歳まで、様々なアルバイト、パートをしてきたが、どれも長続きせず、35歳で社会から完全にリタイア

「それは何故?」 わたしに勤まる仕事がないことを、自分も、複数の精神科医も認めざるを得なかったから

「結婚は?」 結婚どころかガールフレンド一人いない。恋愛経験もない

「結婚願望は?」 全くない

「理由は?」 他人と同居することが困難。わたしという人間を理解し、受け容れられる人間がいるとは思えない。特に女性は

「今困っていることは?」 外に出られないこと

「何故出られないのか?」 ひとりで外に出てもつまらない。
外に出ればタバコの臭い、車のアイドリングに悩まされ、駅のホームには真夏でも真昼間から無駄な電気が灯っている。
電車を待ちながら、そして車内でスマートフォンに憑りつかれている人たちの不気味さ、電車やバスで執拗に流される注意喚起のアナウンスなど、不快な刺激に満ちているから

「趣味は?」 特になし

「苦手な人間は?」 自信家、陽気で屈託のない人、偏差値の高いバカ、音や臭いに対する感性の鈍い鈍感なバカ、とても知的な人

「特に劣等感をもっていることは?」 知性、肉体、文章

「何か望むことはあるか?」 心を許せる友達が欲しい

「健康になりたいか?」 「健康」とは一体何かわからない。
たとえば、奈落の底のような、音も光も一切無い無明無音の世界で、「健康である」ということはどういうことか?
言葉を換えれば、仮にわたしが紫外線のような存在で、確かに存在しているが、だれもわたしに触れることも、姿を見ることも、声や、わたしが立てる音を聴くこともできず、わたしの存在を知り得ない世界に生きていて、そのような世界で健康であるということは何を意味するのか?

「外に出られるようになりたいか?」 わからない。
今の世の中は最早わたしの住む世界ではないように思う。街に出ても公衆電話を探すのに一苦労する。昔は街中に、またどの店にも時計があったと思うが、今は自分で腕時計を持っていなければ時間も解らないような不便な世の中になった。

「政治が変われば生き易くなると思うか?」 全く思わない

「今の年齢で30年前にもどるのと、今現在で30歳若くなるのと、どちらを選ぶか?」
 いうまでもなく前者

「殺したいくらい憎んでいるものはいるか?」 いる。

「殺人は悪か?」 場合に因る。良い殺人もある。

「自殺は悪か?」 とんでもない

「盗みは悪か?」 持たざる者、餓えた者が、 富める者から盗むことは認められなければならない

「一番嫌いなことは?」 無視されること、軽んじられること

「具体的には?」 こちらが声をかけているのに無視されること、質問に答えてもらえないこと

「自分を一言で表すと?」 狂人

「精神科医はあなたの病気を何だと言っているのか?」 不明。
そもそも精神的な「病気」と呼ばれるものではないのかもしれない。

「あなたの人格形成上最も影響を受けた人物は?」 母。
そして40代の時に初めてわたしの親友(Soul mate)になってくれた二十歳年上の女性。
そして反面教師、というか自分にどうしても自信が持てない理由のひとつになっているだろう、若い頃から母が嫌い続けた父
この三者から受けた影響は、どんな本も映画も比較にならない。

「最後になにか一言」 母の話を聞いたり、見知らぬ人のブログを読んだり視たりしていると、まだ世の中には人間らしい人間が存在がしているような不思議な気になるし、まだ昔ながらの自然が、緑の木々が残っている場所があるような「錯覚」を覚える。
仮にまだ人間らしい人間が存在し、(わたしはもう何年も見たことがないが)、心洗われるような自然が残っているとしたら、わたしは、では、いったい今何処にいるのかがわからない。
つまり、わたしがまだ子供だった頃、まだ若かったころに「ニンゲン」と呼ばれていた生物が老若男女を問わず未だ存在しているのか?それが是非知りたいが、その方法が見つからない

「あなたの母は?」 おそらく(わたしの知っている限り)最後の人間。
そしてわたしも

「では街に歩いているのは何?」 ワカラナイ













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