2019年9月29日

不和


時代と喧嘩しながら生きるのは、一個の特権である。四六時中、自分は他の連中のようには考えていないのだ、という自覚がある。この鋭い違和感は、どんなに貧弱な、不毛なものに見えようとも、なおある哲学的な定款を持っており、時代の諸事情と狎れ合った思考には求めようもないものなのだ。

ー エミール・シオラン『生誕の災厄』より







0 件のコメント:

コメントを投稿