2019年2月13日

生誕


プリーモ・レーヴィは「人間であることの恥」といい、エミール・シオランは「生誕。すなわち敗北なのだ」と認め、石原吉郎は「生きて行くことは、どうしてまたこんなにむずかしいのだろうと、ため息をつきたくなる」とつぶやく。

「恥辱」「敗北」「困難」・・・

つまりは人間として生まれてきたこと、そして人間として生きるということが、我々に科せられた、ひとつの「罰」なのだろう・・・




The Morning, 1810, Philipp Otto Runge. (1777 - 1810)

フィリップ・オットー・ルンゲ(ドイツ・ロマン派の画家)による「朝」(1810年)


 The Morning (Ditail), Philipp Otto Runge.

「朝」(ディテイル)












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