2018年6月28日

今日の一枚



Personnage assis au bord de la Seine, Maurice de Vlaminck. (1876 - 1958)



「セーヌ川沿いの人影」(Ⅰ908-1909年)モーリス・ド・ヴラマンク


2 件のコメント:

  1. Nicoさんが取り上げているからじっくりと見てしまいますが、そうでなければ素通りしてしまうはずのこの絵。
    たぶん、Nicoさんはこの色調、色合いに安ど感のようなものを受けているのだろうと思いました。
    大きな池なのか小さな湖なのか、判断できませんがこの水面を覆うような木々の描写に私は圧迫感を感じます。
    Nicoさんの心の世界を見る思いです、と言ったら当たっていますか。

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    1. こんばんは、yy8さん。

      ヴラマンクは、人気のない暗い夜、冬のイメージの強い画家で、秋霜烈日という感じです。

      これはセーヌ川です。川べりに腰を下ろしている人の姿の描写ですが、明るいし、やわらかい日差しとそよ風を感じて、まったくヴラマンクらしくないのですが、何故か惹かれました。

      ここのところ暑い日が続きますが、こんな川辺の木陰でのんびりしたい気持ちの表れかもしれません。画面上半分を覆う枝垂れた木の葉のラフさもいい感じです。

      好きな絵は、観る側のこころの投影でもありますから、わたしのこころを観ているのと同じですけれど、yy8さんが感じた見方と同じとは限りません。

      でもこうやって、ひとの感想を聞かせてもらうのは好きです。^^

      コメントをありがとうございました^^

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