2018年6月16日

一枚の絵




Auf der Türschwelle betendes Mädchen mit Madonnenbild. , 1857
(Girl praying on the threshold with Madonna picture)

 Ferdinand Georg Waldmüller.  Austrian (1793 - 1865)


「戸口に座ってマドンナの絵を見つめる少女」(1857年)

フェルディナンド・ゲオルグ・ワイズミュラー (1793 - 1865)


みなさんよい週末を。



2 件のコメント:

  1. やっぱり、感じるだけでは物足りないです。感性の鈍い私には、ただ若くて可愛いなぁと思うだけです。あとはひかり、かな。光がやさしく少女を照らしているなぁ、なんて。

    絵に詳しい人は、技法にも好悪を感じたりするのでしょうが、私にはそれはわかりません。

    でも、こうしてコメントを書き込んでいると、この絵に惹かれるのは少女の“無垢な表情”に、なのだと思えてきました。

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    1. こんばんは、yy8さん。

      感じるだけでは物足りないとすれば、後なにが必要でしょうか?感じながら考えているのだと思います。少なくとも感じるにもどこかしらに言語化されている部分があると思います。

      わたしはこの絵が好きなのですが、何よりも落ち着き、安息、そして静謐を感じます。とても深みを感じるのです。

      原題には「祈り」という言葉が入っていますが、これが宗教画=聖母像でなくても、一枚の絵を深く好きになることそれを飽かず眺めること。そこになにか尊い行為のようなものを感じます。

      敢えて言葉で表現するなら、「慈しみ」いつくしむ行為の高貴さを感じるのです。

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