Girl reading on a stone porch, Winslow Homer. (1836 - 1910)
「ポーチで本を読む少女」(1872年)ウィンスロー・ホーマー
アメリカを代表する画家のひとり、ウィンスロー・ホーマー。19世紀の、古き良き時代のアメリカのルーラル・ライフが素敵です。彼の絵を観ていると、そのモチーフから、アメリカの画家以外の何者でもないと感じます。
少女(?)が石のポーチで、そよ風に吹かれながら本を読んでいるこの絵は、なんの飾り気もないシンプルな作品ですが、奥に開け放った扉から見える山並みと青空の描写から、心地好い風の流れを感じさせます。横21センチ×縦15センチほどの小さな絵ですが、広がりと奥行き、風のさやぎさえ聞こえてきそうな、彼女のそばに小鳥が舞い降りてきそうな鮮やかなリアリティと、自由な空気を醸し出しています。
好きな画家かと訊かれると、好きな画家は多すぎて・・・と、困ってしまいますが、やはり好きな画家のひとりです。
ホーマーは水彩でも美しい絵をたくさん残しています。
Talk to me while I'm listening
ナンシー・グリフィス、「トーク・トゥ・ミー・ホワイル・アイム・リスニング」
以前も紹介したアメリカのフォーク、カントリーのシンガー、ソング・ライターです。
「聴いているから話して・・・」読書する少女の絵にマッチしたタイトルかも知れません。これも好きな曲のひとつです。
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