2018年6月3日

故に我あり・・・



われさびしいゆえにわれあり



Moonlit River Scene with a Ruined Gothic Church and an Arched Stone Bridge with an Angler.
William Pether. (1738 - 1821)





2 件のコメント:

  1. Ciao Takeoさん
    「さびしい」と言う感情 嫌いじゃあないんですね
    さびしいな。と膝を抱える
    その時 私はまさに自分自身を抱き締めてあげてると思うのでね
    楽しい時とか嬉しい時とかって、あまり自分のこと自体は考えないもんですもんね

    さびしい時こそ、自分と2人きりになれる
    だから、まさに 「 われさびしいゆえにわれあり」なんだろうなあ と

    魂の芯までほっとする絵ですね
    夜ねお月様が煌々と照っている
    寝ようとして電気を消すと、ハッとするほど強い でもやさしい、お日様顔負けの光が部屋中に差し込んできていて
    なんか、これでもう何も要らないななんて思ってしまう、
    その時感じる言われもない安堵感というか、言ってしまえば至福みたいなもん
    (私の至福は実に簡単なんだけど 苦笑)
    そんな気持ち良さをこの絵から感じました
    こう言う絵を描ける人は、凄いですね

    Takeoさん地方 今晩は良い月が出ますように。

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    1. こんばんは、Junkoさん。

      「寂しさ」は、「哀しさ」同様、わたしにはノーブルな感情のひとつです。
      特に美術作品では、かなしさを感じる作品がとても好きです。

      「秋の夜 抱けば身に添う膝がしら」という江戸時代の俳人、炭 太祗(たんたいぎ)の句があります。昔から好きな句です。

      いやいや、よくわかります。月の光に包まれて眠る。これは大いなる至福です。

      さびしくて悲しくて辛い、という気持ちでこの絵を選んだのではないことは、もうお分かりですよね。こんな風景こそ、正にわたしにとっての「帰るべき場所」のように感じます。故郷でしょうか。

      もっともそういう美的な寂しさと、現実の毎日のサビシサ、孤独とはちょっと次元が違うんですけどね(苦笑)

      「われさびしいゆえにわれあり」は自分でも気に入っています。

      今日は暑いです。どんな月が出るのでしょう?

      素敵なコメントをありがとう^^


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