ではキミはどのように「選ぶ」のか?と訊かれたら。
そう、引きこもる前は昔ながらの、そして誰もがやっていた方法。
最寄りの図書館、或いはTSUTAYAに足を運んで、棚の間をうろついて、面白そうな作品が目に留まるとさっと目を通す。パッケージの解説を読む。
つまり現場で見つける。
その後外に出ることが難しくなったり、図書館が遠くなったりしてからは、やはりインターネットを利用している。
わたしはテレビを視ないし、インターネットでも、個人のサイトしか観ないので、そのテイストやスタイルに一目置いている人のブログ(残念ながらみな海外の人だが)に紹介されている「古い」映画や音楽に注目する。
後は好きな作家がエッセイの中で触れている本や映画に関心を持って、読んだり視たりすることもある。
いずれにしても、「マス」や「世間」乃至「ネット上での評判」とは無縁に選んでいる。
そして、興味のある作品に出逢ったからといって、すぐにアマゾンで注文、ということはしない。本なら、市内に所蔵が無ければ、都内のどこかしらの図書館から取り寄せてもらうし、ビデオやDVDならいつか新宿や渋谷のTSUTAYAで借りられる日を待つ。
ダメなら縁がなかったと諦める。
◇
それにしても、親しい人から薦められた作品(映画や音楽)を、もっと気軽に視聴できるくらいの柔軟性は持ちたいと思う。
いくら教えられるよりも、盗む方が性に合っているとはいえ・・・
"I Cant Get Started" - Cannonball Adderley.
「いいだしかねて」キャノンボール・アダレイ(Alt Sax)
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