ぼく自身 或いは困難な存在
2018年9月4日
「寂」
さび【寂】古びて趣があること。枯れて渋みのあること。
特に芭蕉一門の俳諧で根本理念とする、閑雅・枯淡の美。
▽「荒(さ)ぶ」に由来し、「錆(さび)」と同語源。
『岩波国語辞典 第二版』より
「錆びる」=「寂(さ)びる」
なんという心惹かれる美意識であることだろう・・・
辺見庸は日本を「土人の国」と呼んでいて、わたしも全く同感だが、近世まではこのような上質の「美意識」を持っていたのだなあ・・・
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