2018年7月8日

死に切れぬ者として…


これまでほんの少しでも手伝えていたこと、自分で出来ていたことが、目に見えて出来なくなっている。(自分の部屋の掃除でさえも・・・)

毎日毎日部屋の中で過ごすだけ。本を読んだり映画を観る気力もない。
今日偶然You Tubeで、市川崑監督の『黒い十人の女』を見つけた。画質もYou Tubeにしては悪くない。前から見たいと思って見逃していた映画だ。(無論新宿や渋谷のTSUTAYAに行けばDVDがあるのは知っている)今ならわざわざ借りに行かなくとも観ることができる。
けれども観る気になれない。

これをしたら面白かろうというものがナニもない。

ただただだるい。ツマラナイ。ツマラナイ。つまらなくてしょうがない。
こんな毎日を、そう遠くない将来、病んで倒れるまで続けなければならないのか?
どれほど本気かわからないが、こんな状態なら本当に早く世の中から消えてしまいたい。
今なら自殺を試みることも可能じゃないかと思うようになっている。

外に出る予定は全くない。もちろんどうしても本人が出向いていかなければならないようなケース(=医者に行くこと)は除いて。

何故外に出ないのか?
ツマラナイから。
外の世界が醜いから。
人間が醜いから。
街が醜いから。

友だちもなく、生きていく(る)楽しみもなく、先の希望もなく、人は生きて行けるものだろうか?

何故生れてきてしまったのだろう?
「愛されざる者」として。
異形の者として。

「非・人間」(=人ニ非ザル者)として存在している。

生きる術も、死ぬ術も持たずに。

「朝から晩まで、いったい何をなさっているんです?」
「自分が自分であることを我慢しているのです」
ー エミール・シオラン






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