2018年7月2日

無題


誰かに自殺を仄めかされたら、「生きてください」といった類のことはわたしにはどうしても言えない。
そう言えるのは、その人がいなくなってしまったら自分が困る場合だけだ。

[ 夏目漱石『硝子戸の中』六・七・八参照 ]


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