ぼく自身 或いは困難な存在
2018年7月23日
世界にただ独りとり残された者…
いつ、何で読んだのか忘れてしまったが、最近しばしば頭の中で繰り返し反芻するイメージがある。
それは偶然同じ駅のホームにいて、飛び込み自殺の模様を目撃した男性の言葉だ。
「── 電車がホームに入ると同時に彼は線路に降り、その場にしゃがみ込んで線路をつかんだ。
その顔は迷子が泣きながら母を探す姿と、最後の選択をした悔しさが重なっているように思えた・・・」
迷子が泣きながら母を探す姿・・・
死の瞬間を表す言葉でこれ以上的確で正確な描写をわたしは知らない。
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