ああ、「孤立と独特の認識の化け物」としては、アウエルバッハのTシャツが欲しいな。
Frank Auerbach – Head of Julia, 1960 (Left) / Head of Julia II, 1960 (Right) |
昔から何故かフランシス・ベーコンには興味がなかった。
フランク・アウエルバッハほどわたしに似合う(ふさわしい)画家はいないのではないだろうか。
誰にも似ていないという点では、フランシス・ベーコンに似た画家は知らないが、
アウエルバッハには彼よりも年上のレオン・コゾフ(Leon Kossoff)という似たスタイルの画家がいる。
アウエルバッハがデ・クーニングやポロックのような抽象表現主義に属するのかわたしは知らない。けれども表現主義とは言えるだろう。
ジャン・ミシェル・バスキアもまた誰にも似ていないと言えるかもしれないが、いずれにしてもフランシス・ベーコンもバスキアも有名すぎる。
サイ・トゥオンブリー(Cy Twombly)はあまりに独特過ぎて・・・というよりも、あれがアートと呼ばれるのなら犬でもアーティストだと言いたくなるほどわたしの理解を超えている。わたしのアートの概念を超越している。(と言いながら、このブログにも彼の画が貼られているのだが(苦笑))
「孤立と独特の認識の化け物」・・・およそアーティストを評するときに、これ以外の、そしてこれに勝る形容句が存在するだろうか。
ただしわたしはアーティストではない。「ただの」「孤立と独特の認識の化け物」だ。
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