冷静で善良、そして「言論の力」を何よりも重んじる日本人諸賢にとって、時折海の向こうから聴こえてくる「数百万人規模のデモ」(一部暴徒化)だとか「数日間にわたるゼネスト」(医療、消防ほか生命の維持に関する諸機関を除き、都市機能ほぼ完全麻痺)などというニュースは、結局いい大人たちが、まるで小さな子供か、さもなければ反抗期の学生の様に「クニ」のやることに対して「駄々」をこねている、としか映らないのかもしれない。
それを「駄々」と呼ぶのならそれでもいい。けれども、「言論こそが正義」と信じて已まない日本の優等生たちが「駄々」と呼び冷笑する行為が、実は「民主主義の要」なのだということを知るべきだ。
古代中国に曰く
「上に政策あれば 下に対策あり」
決して
「上に政策あれば 下に弁論アリ」ではないのだ。
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