2019年5月31日

虚無の中から…


以前あれだけ生理的なレベルで受け付けなかった山田花子の『自殺直前日記』をもう一度読んでみようと思ったのは、人は死ぬ前にどんなことを感じ、考えるのかということを知りたかったからだ。無論一口に自殺と言っても、その動機も、死の間際の気持ちも千差万別だろう。けれども、以前彼女の本を手にしたときに感じたのは、一言でいえば、「狂気」だった。『八本脚の蝶』からは、ついぞ感じたことのなかった「支離滅裂さ」。

はじめて『自殺直前日記』を見た時には、わたし自身の狂気はまだ影を潜めていた。
けれども今、わたしは明らかに「狂気」のただ中にいる。以前とは違った気持ちで読めるかもしれない。

現にかつてはこれほどまでにドロローサのブログに惹かれることはなかった。


わたしが今一番しなければならず、また一番したいこと。それは死ぬことなのだが、
まだグズグズしている。

わたしが死ねずにグズグズしていることは十分考えられるが、これから元気になるということはまったく考えられない。

昨夏頃(?)から「いのちの電話」にしきりに電話していた時期があった。それが次第に間遠になった。
今日久しぶりに「いのちの電話」にかけてみようかという気になった。
今年の春ごろ(?)までは、繋がるまで一時間くらいはリダイアルして、それから更に一時間ほど話していた。今はせいぜい十分くらいかけて繋がらなければ諦める。
「特に話したいことがあるわけじゃなし、話してどうなるもんじゃなし」
それは当初から同じだったはずだ。けれども今は人と話す情熱がない。話せない。
デイケアにももう二か月ほど顔を出していない。

「いのちの電話」で熱く語っていた半年前、「デイケア参加が認められるだろうか?」と気を揉んでいた昨年暮れ・・・まるで遠い遠い昔のように思える。



ー追記ー

これまでこのような狂人の日記に付き合ってくださった人たちにお礼を言います。
今後この日記は、完全に「公開された独り言」になります。

長い間どうもありがとうございました。

さようなら・・・











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