2020年5月31日

アートブログについての断想


人気が出るということはどういうことだろう?
ブログの閲覧者数が増え、それとともに、スマートフォンやiPadでの閲覧も増えているのなら、寧ろ人気(ひとけ)など少ない方がいい。
このブログよりも、自分の好きなアートを誰かが、「外で」「スマートフォン」で見ているかもしれないと想像するだけでもおぞましい。
きょうび、「インターネット上で人気がある」ということがそのようなことを意味するのであれば、真っ平御免蒙る。



このような国に住んでいると、何かに「感動する」ということが、ひどく安っぽいこと、してはならないことのように思えてくる。
「感動」というのはおそらくもっとも日本人的なメンタリティーのひとつであるのだろう。



ブログは可能な限りシンプルにしたい。
先日ちょっと使ってみた、過去30日で最も訪問が多かった投稿トップ10とか、先週の閲覧者数などは、ブログの紹介になるかとおもったが、観るものに予断を与えるのではないかという想い。そしてなにか「誘導」しているような気持ちがあったので、すべて削除した。「このような投稿がよく読まれています」それと「わたし」とどういう関係があるのか?



「なんだ最近エロの投稿がないじゃないか」といわれても、
「なんでこういうエロ・グロの投稿をするのか?もっと上品なブログかと思った」
そのように言われても(思われても)困るのだ。
一番避けなければならないのは媚びているということを見透かされることだ。




エロならエロ、綺麗なアートならそのように統一した方が読者も安定するだろうし、投稿もその方がラクなのだ。どちらでもやろうと思えばできないことはない。
けれども、どちらもなおざりにすることだけはできない。







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