冬の夜は恐い。
窓を開けて身を乗り出して、陽の落ちた夜の冷気を感じただけで、震えてしまうほどに。
喉の奥で声にならない叫び声を上げてしまうほどに・・・
かつて自分が、こんな冬の夜に外に出ていたことがあったなんて。
それもひとりで。
それも電車に乗って。
何故人は平気で、夜、ひとりで、電車に乗ったり外を歩いたりすることが出来るのだろう・・・
これは底彦さんの訴える「人が怖い」「人混みが怖い」というものとは異質のものだ。
わたしが何よりも怖いのは「孤独」
明日も4時50分からの主治医の予約をまた母に行ってもらう。
母も疲れでいろいろと体調がよくない。
改めて、人の世話になるしか生きられない者の「生の資格」を考える。
人の命を喰い潰して生きている者の生の在り方を思わずにはいられない。
0 件のコメント:
コメントを投稿