2018年4月13日

四月のある日 追記

サクラもすっかり葉桜になり、春真っ盛りです。

寝しなにパラパラとページをめくっていた雑誌に、面白い記事を見つけました。

詩人、草野心平に「冬眠」という詩があって、

その詩が紹介されていました。

それは 「

これだけです。

これが「冬眠」です。

どういう意味でしょう?

わたしは先日ここで使った、クマが丸まっている姿にも見えます。

そしてなぜか「レコード?」などという突飛なイメージが頭の中に浮かんできました。

わたしのレコードは、それぞれのジャケットに収められ、段ボール箱に詰め込まれたまま、もう何年も春の匂いを、四月の光を浴びていません。

早く冬眠から覚ましてあげたいと思っています。

「冬眠」という題を通してこの形を見ると、

「マル」というよりも、「丸くなっている」という印象です。

首と手足を引っ込めたカメの姿にも見えます。

あるいは目を閉じている瞼の裏。

蟻の穴の蓋?

そしてひょっとして放哉がみたら、こんな風に見えるのかも

小 豆 が 一 粒 落 ち て 居 た 朝 の 小 豆 を た か う 







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