2018年2月24日

本の帯

本は図書館で借りるだけで、新刊書店に馴染むことができない理由がふと分かった気がした。わたしが図書館で借りる本は大抵古いということもあるが、(よほどの例外でもない限り新刊は読まない。まして、人気のある本は、ただそれだけの理由で避けている)
図書館の本には「帯」がない。
本の帯(腰巻というのか?)は、単に本の内容紹介をしているだけではなく、どう書けばこの本が一冊でも多く売れるか?どうすれば最大公約数的なマスに訴求することができるかという商魂丸出しの惹句が「!」マークと共に派手に踊っている。それを見ると、ああ、これもまたひとつの「商品」なんだなという気分になってくる。本を売ることも、当然ではあるけれども「商売」なのだと。
「快心作!」「累計○○万部!」・・・一点非の打ちどころもないと言わんばかりの殺し文句と、シミひとつなく堂々と腰巻を見せて平積みにされている真新しい本の束を見ていると、それだけで気持ちが萎縮してしまう。
だからわたしは新刊の本屋で雑誌以外の本を買ったことがない。
(いや、雑誌も昔々、銀座の教文館で「クロワッサン」のバックナンバーを買ったくらいか?)





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