前から時々目にしていた写真。お坊さんかな、と思っていた。
Tumblr に投稿する写真を探して、ある写真家のエキシビションページを眺めていて、この写真にぶつかった。もともと、どちらかというと、シュールレアリズム系の写真家だと思っていた。
写真のキャプションには
と記されていた。
「ヨセフ・ブライテンバッハ 朝鮮戦争の孤児 1953年 」と。
顔は見えないけど、まだ幼い子供なんだろう。おちんちんが悲しい
どうして・・・なぜ・・・
この写真を撮った写真家の気持ちはどうだったのだろう。
「絵になる悲劇」を写すということは、果たして何を意味するのだろう?この写真を視て、一人でも多くの人が、戦争は比較を超えた絶対悪だということを知ってほしい。
「悲しみはうつくしい」「誰もがハッピーであるような世の中には生きられない」とわたしは言った。けれどもこのような世界にも、また生きたくはない。
わたしはほんとうに狂ってきているのだろうか。世界があまりにも悲しすぎるから?
それとも「わたしが」あまりに悲しいから?
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