2019年4月10日

おちんちんが悲しい…


前から時々目にしていた写真。お坊さんかな、と思っていた。
Tumblr に投稿する写真を探して、ある写真家のエキシビションページを眺めていて、この写真にぶつかった。もともと、どちらかというと、シュールレアリズム系の写真家だと思っていた。
写真のキャプションには

Josef Breitenbach, Korean War Orphan, 1953
と記されていた。
「ヨセフ・ブライテンバッハ 朝鮮戦争の孤児 1953年 」と。

顔は見えないけど、まだ幼い子供なんだろう。おちんちんが悲しい




どうして・・・なぜ・・・

この写真を撮った写真家の気持ちはどうだったのだろう。

「絵になる悲劇」を写すということは、果たして何を意味するのだろう?この写真を視て、一人でも多くの人が、戦争は比較を超えた絶対悪だということを知ってほしい。

「悲しみはうつくしい」「誰もがハッピーであるような世の中には生きられない」とわたしは言った。けれどもこのような世界にも、また生きたくはない。

わたしはほんとうに狂ってきているのだろうか。世界があまりにも悲しすぎるから?
それとも「わたしが」あまりに悲しいから?






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