2022年1月11日

絶対的「他」

「神は(ひとに)耐えられる苦しみしか与えない」というような言葉があった。

この言い方に倣ってこう言うことができるだろう。

「ひとは(自分の)助けることのできる者しか助けない」と。

医療・福祉に携わる者たちは、自分の器量力量を越えた難題難問に取り組むことはないし、

己の価値観の埒外にある人間の悩み苦しみを何とか理解しようと努めることはしない。

その意味で「公助」「共助」の前に「自助」を置くという考え方は、何ら不合理でも「冷酷」でもなく、寧ろ極めて理にかなった事と言えるだろう。









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