2021年11月4日


まだ世界に「絶望」という言葉が残っていたころ、人々は今よりも賢明だった。

いまの世界は形而下的にも、形而上的にも、あまりにも明るすぎ、楽天的過ぎる。

人々は、本当に困ったら「誰か」が、或いは「社会」がきっと助けてくれると信じているように見える。

その無根拠の「信頼」はどこから来るのか?

何故彼らはそこまで「社会」を信じ切ることができるのか?






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