2021年1月2日

鳥帰る・・・


ここでかかなくとも何処かで書く。そして何処へ行こうとわたしの周りは常に敵意と排除そして軋轢に満ちていた。

そこで思い出したのが安住敦の句

鳥帰る 何処の空も 寂しからむに

安住 敦 / Azumi Atsushi. Japanese Haiku Poet, Writer (1907 - 1988)

この句と、安住(あずみ)=安住(あんじゅう)という名のコントラストが皮肉ではある。

Bird returns

Wherever you go

Every skies must be sad.


わたしはここを離れられない。わたしはいいものを書いてきた、というあくまで主観的な自負がある。それは風にそよぐ樹のように常に揺れ、大きく撓んでいるのだが。
わたしは離れられない。ここにわたしの時間の堆積があるからだ・・・













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